天理教2.0コンサルタント 小向善幸
インターネットの力で天理教のポテンシャルをアップデートしている現役教会長。
Zoomでの個別相談やオンラインサロンの運営を通して、現代社会でのおたすけの形を共に考え、信仰スタイルのアップデートを提案しています。
略歴
1984年6月生まれ。青森県出身
天理高校卒業後、TLI(天理教語学院)伝道語学科スペイン語コースを修了し、同語学院の卒業プログラム派遣生として南米コロンビアにある天理教コロンビア出張所で2年間の青年勤めに従事。
期間中は出張所内の雑務に励む傍ら、市内の大学へ聴講生として通い、自身の語学力に悪戦苦闘しながらも、友人を出張所へ誘って天理教の教えを伝えたり、日本語学校へ入学させるなど、【伝える楽しさ】や【理解し合う尊さ】を学ぶ。
帰国後、上級教会の青年勤めに従事。
青年勤め2年目の4月、不整脈(心房細動)を患ったことをきっかけとして、翌年2008年3月、23歳で天理教の会長に就任。(その辺のややこしい記事はこちら)
以来、2019年3月までの11年間にわたって教会長を務める中で、天理教の組織論や教会論に疑問を持つようになり、現代の社会から必要とされるような天理教のあり方を模索する中でブログ発信に可能性を見出し、コムヨシとして教内外に自らの胸の内を発信。
ブログ発信がきっかけとなり、青年会東北ブロック青森県大会(2018年)で「天理教2.0」をテーマに登壇。
また、オンラインサロンを開設し、信仰のアップデートの場として多くの方に利用されている。
現在は実家にある教会の教会長となり、【得意分野で地域貢献】を基本軸にして活動している。
具体的には、ホームページ制作、企業ロゴ制作、オリジナルTシャツ制作などを手掛け好評を得ている。
目指しているもの
人はみなそれぞれの個性を持ってい生まれてきています。そして、得意なこともあれば苦手なこともあります。それが人間だと言えます。
天理教が掲げる「陽気ぐらし」という旗印は、誰のためにあるのでしょうか。
ボクたち天理教の人間は社会に対して、この旗をもっともっと大きく激しく振っていかなければいけません。その振り方がわからないのです。教えの普遍性は変わらないとは言っても、時代の移り変わりと共に振り方は変わって然るべきと言えます。
現代社会から必要とされる天理教になるためには、振り方をしっかりと考える必要があります。これまで続いてきたことを引き継ぐだけでは社会には響かないのです。届かないのです。
そのためにボクはインターネットを活用した取り組みに大きな可能性を感じています。
もちろんインターネットだけで社会全体が良い方向に向かうわけではありません。どんなものでも使う者の心一つであることはオンラインでもオフラインでも変わらないでしょう。天理教が掲げる陽気ぐらしの生き方や考え方がインターネットを通じて世界中を席巻するする日を、そんな世界が実現する日を、ボクは信じています。