ども!コムヨシです。
「もしドラ」っていう本知ってますか?
これは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」という本の通称です。
全然知らなかったんですけど、かなりのベストセラーになってますよね。
ボクも名前だけはなんとなく聞いたことがあった程度でした。
当時のボクの感覚としては、
「ふ〜ん、結局甲子園に行けたっていう話でしょ」
くらいにしか思っていませんでした。
もちろん甲子園には行きます。
でもそこはあまり重要なポイントではなくて、いや、もちろん(成果という点で見ると)重要なんだけど、この本の大事なところは、高校野球の運営に「マネジメント」という概念を取り入れたことなんですね。
マネジメントを取り入れたことによって、弱小チームが甲子園に行っちゃったっていうことなんだけど、この本ではなぜマネジメントという一見すると高校野球には縁もゆかりもなさそうな概念を取り入れることになって、しかもそれが成功したのか。
そこがとても重要で、この本の特徴になっている部分だと思います。
しかも、実際に存在するピーター・ドラッカー氏の「マネジメント」を引用しながら物語が進んでいくので、読者自身もめちゃくちゃマネジメントの勉強になっちゃうんです。
それでです。
なぜ今回この記事を書いているのか、っていうことです。
ボクはこの本を読む前に、同じくドラッカーの「非営利組織の経営」という本を読んでいました。
とても感銘を受けたんです。
教会長が教会を運営する、経営するために必要最低限の知識が集約されているって感じたんです。任命講習の必須科目にすべきだと思いました。
教会には「マネジメント」が必須だと思ったんです。
でももっと実践的に学べる教材ってないのかな、って思ってる時に出会ったのが「もしドラ」でした。
そしてその続編である「もしイノ」もすぐに読みました。「もしも高校野球部のマネージャーがドラッカーのイノベーションを読んだら」という本です。
「もしドラ」も「もしイノ」も物語であるとは言え、再現性が高いんじゃないかと思いました。
そしてボクは思いました。
「「もしドラ」「もしイノ」の教会篇をやれないだろうか?」
教会にマネジメントを取り入れるために必要なのは、本を読むことももちろん大切だけど、ドラッカーの言わんとするとこを咀嚼しながら仲間と意見交換し、その組織に必要なマーケティングとイノベーションを見つけていく実践的な作業こそが最も大切なことなんじゃないかと思いました。
それは「もしドラ」や「もしイノ」に登場するマネージャー達がそうであったように。
はっきり言ってドラッカーの本は難しいです。何のことをいっているのかよくわからない点が多い。それは自分が無知であるということでもあるんだけど、結局どうしたらいいんだろうということが見えづらい。
そこで参考になるのが「もしドラ」「もしイノ」。
重要な部分を引用しながら野球部に必要なマネジメントを導き出していく作業はとても参考になります。
もちろんそれが答えではないけど、ものすごく参考になります。
というわけで、教会のマネジメントを模索し、それぞれの教会で実践出来るレベルにまで昇華させるための企画を考案しました。
題して
【もしも天理教の教会長が「ドラッカーのマネジメント」と「もしドラ」を読んだら】
をコムヨシ布教所内でジワジワと進めてみたいと思います。
- 教会長になる予定の後継者
- 教会長になったはいいけど何をどうしたらいいのかさっぱりわからない
- 教会をもっと面白い場所にしたい
そんなアナタは必見です。というか参加すべきです。
この企画が成功すれば、天理教全体は変わらないとしても、教会の可能性を甦らせることができると信じています。
「何かアクションを起こしたい」
そう思っているなら、是非飛び込んでみて下さい。
今日も一日陽気ぐらし!
コメント