どうも、コムヨシです。
なかなか前進しないコロンビア編ですが、少しずつ進めて行こうと思います。
紹介する文化
前回は、ジョナタンという友達ができたというお話をしました。
売店のおばちゃんテレサおばちゃんも、かなり友達を紹介してくれましたが、あくまで売店での顔のつなぎだったから、その出会いから何かが始まるということはほとんどなかったんです。
でも、ジョナタンはとても世話好きなヤツだったので、自分の友達を余すことなく紹介してくれました。
ボクがこれまで経験した国ではもれなくそうでしたが、どこの国でも、とにかく人を紹介してくれます。
日本だったら「なんでこの人を紹介したの?」っていうレベルの
親戚の友達だったり、友達の親戚だったり、親戚の親戚だったり、
本人が知りうる全ての人間を紹介しようとします。
人見知りの人には分かると思いますが、自分にとって興味のない人を紹介されること程しんどいことはありません。
今になれば、もっとちゃんとつき合ってればよかったなって思うんだけど、当時はやっぱりしんどかったし苦痛だったんですよ。
でも、やっぱり彼らからしたらチョーレアな日本人と知り合った訳だから、自慢もしたいだろうし、紹介もしたいだろうなっていう気持ちもわかるんですよね。なんせボク有名人ですから。
そんなこんなで、ボクが大学に行く度にジョナタンが新しい友達を連れてきてくれたので、どんどん友達が増えて行きました。でも、基本的に街へ遊びに行ったり食事に行ったりする友達はジョナタンくらいなもんで、新しくできた友達とはテレサおばちゃんの売店で会った時に軽く話をする程度でした。
もっと深い付き合いをしようと思えばできたんでしょうが、当時の人見知りレベル2000だったボクとしてはそれくらいが限度でしたね。
日本語教室に行きませんか?
ジョナタンが紹介しれくれた友達の中に、シルバーナという女の子がいました。
彼女は小さい頃から英語を学んでいて、感覚がわりとインターナショナルなものをもっていました。だからかどうかわかりませんが、外国人であるボクにとても興味をもってくれました。
ボクが住んでいた教会では、日本語教室を開いていて、そのころ丁度新しい年度が始まる時期だったこともあり、生徒の募集が行われていました。
ボクとしてもなんとか教会の力になりたいと思っていたので、思い切ってジョナタンとシルバーナを日本語教室に誘ってみたんです。
ジョナタンは忙しいとかなんとか理由をつけてすぐ断られましたが、シルバーナはしばらく悩んでくれていました。
日本語を学びたい気持ちはあるけど、教室までの送り迎えが難しいというのが原因でした。
前にも書きましたが、ボクが住んでた教会がある地域は、どちらかと言うと裕福な家庭の方々が多く住んでいる地域でした。
そう聞くと、「治安がいいんだな」って思うかもしれませんが、教会周辺はマフィアが多い地域で、考えようによっては危険な地域です。
更に日本語教室自体が夜8時頃終わるんですが、夜は基本的に危険です。
それを心配した親がなかなかオッケーしてくれなかったんです。
正直、ダメだろうなって思ってたんですが、結果的に通ってくれることになります。
送迎の問題は、彼女のお父さんが仕事帰りに迎えにくるという形で治まりました。
これを機に、シルバーナ家族との付き合いが始まることになり、今でもたまにFacebookなどで近況をシェアしています。
このブログの回を重ねるごとに、友達を作る方法が全く書かれていないことに気づくんですが、このままのタイトルで続けますが、がんばってついてきて下さいね!
今日も一日陽気ぐらし!
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