どうも、コムヨシです。
前回、妻の実家の家庭像を通して、ギブ&テイクの重要さをお話しましたが、
その中で、「困難をのりこえる」ということについて触れました。
今回は、他者の困難に接する時に押さえておくべきことをまとめてみます。
解決手段の提供がその人を救うとは限らない
解決手段、対処法を知らないことが原因であるならば、解決手段や、対処法を身につければよいという考えに至ります。
でも、それが出来ないからみんな困っている訳です。
例えば、お金があれば解決する問題も、お金がないから困っているわけです。稼ごうにも世の中そんなに甘くありません。
普通に生活したいと思っていても、身体的な障害を抱えている人もたくさんいます。
職場や学校でのストレスに悩んでいる人に、ストレス解消法を提案しても、多くの場合、それは意味をなしません。
アドバイスをされればされる程、しんどくなるんです。
アドバイスがもっともであればある程、それを実行出来ない自分が情けなくなるんです。
自分はなんてダメな人間なんだろう、愚かな人間なんだろうって、ボクの得意な負のスパイラルに陥るんですね。
つまり、困難な状況に直面している人に対して、正解は必ずあるんだけど、正解の答えが必ずしもその人を救うとは限らないっていうことなんです。
むしろ逆効果って言う方が多い。
悩みに対して正解は要らない
よくある話ですが、悩みを色んな人に相談しまくる人って周りにいると思うんです。
その人って、悩みに対しての正解を教えてほしいんじゃなくて、ただ単に聞いてほしいだけなんですよね。
このことって、特に男性には難しくて。
男って、理論派だから、どうしても答えを導き出したい。その答えを教えたい。というか押し付けたい。結果、相談してきた人に逆ギレされるっていう展開が待ち受けています。
夫婦間でもあるんじゃないでしょうか。
女性は話をしながら自分の思考をまとめているって聞くし、話すことそれ自体がストレス発散になっているんですよね。
わかってるんです。わかってるんですよ。世の男は。
でも、問われたり、相談されたりすると、答えを導き出そうとしちゃうんです勝手に!脳が!
問われる、相談される=頼りにされてる、っていう思考回路にもなってます。余談ですが。
ちょっと、話がそれましたが、大事なことは耳を傾けるっていうことなんです。
聞いてあげるだけでいい。
そばにいて、寄り添ってあげるだけでいいんです。
「大変だったねえ」
「よく頑張ったね」
「腹たつよね」
それだけでいいんです。
その人の気持ちを受け入れて、肯定してあげるだけでいいんです。
その後、本人が立ち直り、具体的な何かの協力を求めてきた時に、全力で惜しみなく自分のもてる力を提供してあげればいいと思います。
まとめ
正解を教えない!我慢する!
ただ寄り添ってあげる!
さあ、今日も一日陽気ぐらし!
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