ども!コムヨシです。
前回の記事で、コムヨシ布教所の「オンライン教理勉強会」についてサラッとまとめましたが、具体的にどんなことが行われているのかって気になりますよね。
なので、過去に開催した4回分の勉強会の内容を簡単にシェアしていこうと思っています。
今回は第1回目の勉強会の内容をまとめてみようと思います。
なぜ〝おかきさげ〟なのか
サロンメンバーのクッキーさんがまとめてくれた記事もあるので、合わせて読んでみて下さい。だいたい同じような内容になるかと思いますがww
オンライン教理勉強会を行うにあたり、内容はヒサマツくんに一任していました。
結論から言うと、いまオンライン勉強会では「おかきさげ」について学んでいます。
なんで「おかきさげ」になったんだっけ??
っていう感じにボクがなっちゃってて、その辺の記録がLINEに残ってたのでちょっと振り返ってみますね。
ウチのサロンに学校みたいな要素を足そうと思ってて。
「教理を正しく学ぶ」
「教会の経営」
「マネジメント」
「社会貢献貢献」
とかまだ完全なる思いつきでしかないんだけど。
教会が上手く回らないのって、いろんな原因があるとは思うけど、1番の理由は「教会を回すための正しい知識がない」っていうことかなと思って。
天理教を学ぶ環境って、修養科とか講習しかないわけだけど、そこでは「経営」という視点での学びはえられない。
教会をよくするために本気で深く学びたい人にとって最適な環境がないなら、その環境を提供できたらなと思ってます。
とりあえず教理を正しく理解するっていうのは必須だと思うから、そこは間違いなくやりたいと思ってて、その講師として久松にお願いしたいと思うんだけど、どうだべ?
サロンの客員教授的な感じでw 基本的にはzoomを使った授業を考えてるけど、内容とか回数はノープランです。
問題意識はかなり似てますね!
ぼくは特に、教理のところが自分にはできるけど人にはできないところだと思ってるので、そのあたり今後頑張ろうと思ってました!
内容と講義回数のイメージがある程度決まったら教えてちょうだい!
ターゲットはどんな層になりますか??
サロン自体のターゲットは
・これから教会長になる二十代
・会長なったばかりの三十代
だけど、現状参加してるのは
・教会長3人
・20代ようぼく2人
・別席運び中1人
っていう感じ。
とりあえず
・教理とか教義って何?
・結局何が大事なの?
・何を身につけるべき?
・何を勉強するべき?
っていうところがオレ自身よくわかってないのと、
・原典が大事なのはわかるけど難解
っていうところかな。
とりあえずのコンセプトとして
要は何が大事なの?
的な流れでいきますね!
そだね!よろしく!
という内容の相談をした結果、ヒサマツくんが提案してくれた内容が「おかきさげ」だったというわけです。
「え? いきなりおかきさげってハードル高くね?」
って思いますよね。
おかきさげって、実際のところ書いてることがよくわかんねーし、何が大事かなんてもっとわからない。
いきなりそこに突っ込んで大丈夫なんだろうか。。。
第1回目の勉強会では、そんな不安を一発で解消してくれました。
早速みていきましょう。
天理教の基本教理の要点集〝おかきさげ〟
っていうか「おかきさげ」って何だよ!っていう怒りの声が聞こえてきたので、おかきさげの全文を見てみましょう。
さあ/\だん/\の席返す/\の席をして、さあ一日の日というは生涯の心一つの理を以って一つ席とす。席に順序一つの理は、よく聞き分け。席に順序一つの理は、生涯の理を諭す。生涯の理を諭すには、よく聞き分け。難しい事は一つも言わん。どうせこうせこれは言わん、これは言えん。言わん言えんの理を聞き分けるなら、何かの理も鮮やかという。
それ人間という身の内というは、神のかしもの・かりもの、心一つが我がの理。心の理というは、日々という常という、日々常にどういう事情どういう理、幾重事情どんな理、どんな理でも日々に皆受け取る。受け取る中に、ただ一つ自由という一つの理。自由という理は何処にあるとは思うなよ。ただめん/\精神一つの理にある。
日々という常という、日々常に誠一つという。誠の心と言えば、一寸には弱いように皆思うなれど、誠より堅き長きものは無い。誠一つが天の理。天の理なれば、直ぐと受け取る直ぐと返すが一つの理。よく聞き分け。又一つ、一名一人の心に誠一つの理があれば、内々十分睦まじいという一つの理が治まるという。それ世界成程という、成程の者成程の人というは、常に誠一つの理で自由という。よく聞き取れ。又一つ、これまで運ぶという、尽すという。運ぶ尽す中に、互い扶け合いという。互い扶け合いというは、これは諭す理。人を救ける心は真の誠一つの理で、救ける理が救かるという。よく聞き取れ。
又一つ、これまで運ぶ尽す一つの理は、内々事情の理、めん/\事情の理に治め。
又一つ、第一の理を諭そう。第一には、所々に手本雛型。諭す事情の理の台には、日々という、日々には家業という、これが第一。又一つ、内々互い/\孝心の道、これが第一。二つ一つが天の理と諭し置こう。さあ、これより先永く変わらん事情に。
っていう内容です。
まじで意味分かんないっすよね。
意味分かんないから、多分みんな読まずに飛ばしちゃってるでしょ?
でもそれって、別の言い方をするとハードルが高いってことになると思うんだけど、本当に大丈夫なんでしょうか。
でもそんな心配はいりませんでした。
ヒサマツくんは、この難解な「おかきさげ」を次のように教えてくれました。
「おかきさげは、教理の要点集だと思って下さい」
おおー!なるほど!
ヒサマツくんは続けて次のように説明してくれました。
参考書とか教科書でよくあるじゃないですか。
ページの上に「この章の3つのポイント」みたいに書かれている部分。
あれだと思って下さい。
わかりやすいー!すげー!
なんかこれを聞いただけで、勉強会開いた価値があったなって思いますよね。
さすが、中学生に勉強を教えていた塾の講師だけあって例えが的確で、しかも簡潔。
ほんと、これ以上ない講師です。
じゃあ「おかきさげ」には教理のどんなポイントがまとめられているのか。
- この世の中をよふぼくとして生きるためのルール
- そのルールをハック方法
っていうことみたいなんです。
でも、気になりませんか?
あれだけ難解な文章なのに、ヒサマツくんはなんで「おかきさげ」が教理の要点集だという結論に至ったんだろうって。
実はそのことも詳しく教えてくれているんです。
それを知る手がかりは「おかきさげ」が成立するまでの背景と経緯をしることでした。
ちょっと長くなってきたので、その辺は次回の記事にゆずることにします。
それでは!
今日も一日陽気ぐらし!
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